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■思いついたことを忘れないうちに書いておこうと思います。勝手なことを書いています。
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2008年3月19日(水)
新しいオートマタの原型です。<彼女の戦略>

新しいオートマタの原型です。タイトルは<彼女の戦略>です。
この画像のオートマタは80%の完成度です。もうすこし手を加えて完成です。

構想の発端は「十字に交差するスライダーとリンクを組合した機構を使っておもしろいオートマタが出来ないだろうか?」というものでした。
色々な案をスケッチしてみましたが、どれもいまいちです。そんな時、「十字ではなく、放射状でも成り立つのではないだろうか?」と思いつきました。
厚紙でテストをして確かめると、動きそうです。

最初、構想は「猫が数匹のねずみに紐を結びつけてもてあそぶ」というのが浮かびましたが、童話的でおもしろくありません。
童話的(もしくは道徳的)なテーマのオートマタは私は好きではありません。

次にこの案が思い浮かびました。
「女に操られる数人の男」という案です。
なんといっても道徳的ではないところが良い。
そして若いころフラレまくった私自身のことでもあります(操られていたこともあったように思います)。

女は大きく、男たちは小さく作ること、女の脇にジャガーを配置することも思いたちました。ジャガーは象徴です。
私は猫は美しいと思います。
その気まぐれな、思わせぶりなそぶりなどは魅力的な女性に通じます。
私はオートマタに犬をよく登場させますが、実は猫派です。

女の左手を後ろ手にして蝿たたきをもたせました。操るだけでなく、「お気に召さない場合はこれでピシャリ!」の意味です。ナイフやハンマーではきつすぎますから。

この設定は女が男を操るから良いのであって、逆だったらシャレになりにくいと思っています。

何時か、何処かでこのオートマタに出会うことがありましたら、私(作り手)の思いを思い出してやって下さい。



ばんばよしひろ
2008年2月26日(火)
オートマタ、仮題<念力>のこと

ひさしぶりにオートマタのことを書きます。
今、写真のオートマタを作っています。仮題<念力>です。
まだ未完成で、完成まで半分ぐらいまできたところです。
写真には主役と脇役のフィギアが写っています。主役は魔女とジョーカーです。二人とも椅子に縛られて元気がありません。そういう設定なのです。



<念力>をテーマとしました。
さて、その配役ですが、普通の人とか擬人化した動物では<念力>ということをきずいていただけません。<念力>を使いそうな配役にする必要があります。
映画や芝居の企画を考えている気分です。

魔女はスンナリと決まりました。相対するもう一人の主役も「こいつなら念力ぐらい使うかもしれないな」と思わせるような何かにする必要があります。
いろいろな候補を考えました。ミノタウロス(神話の牛頭人身の怪物)、サイクロプス(神話の単眼の怪物)、ミイラ、悪魔、メデューサ(髪が蛇の女の怪物、作りにくい)、ミュータント、宇宙人・・・などなど(怪物が好きだねぇ!)。



結局、ジョーカーになりました。
魔女とジョーカー、私にしてはちょっとメルヘンを感じさせる配役になりました。
私は「かわいい、メルヘン、ほほえましい」になりがちなオートマタに抵抗しています。
「大人の笑いをともなう皮肉」が表現できるといいなと思っています。
言い方を変えると「子供のためのオートマタ」に抵抗しています。
子供が楽しんでくれてもかまいませんが、子供を対象にして作ってはいません。
また、「<オモチャ>というのも違うなあ」と思っているのです。

「へそ曲がり(私のこと)のこだわり」ですからお許しください。
この画像は <株式会社モーレン>のブログ (キャバレーメカニカルシアターの日本総代理店、ペーパーオートマタのフライングピッグなどの日本総代理店)にも掲載していただきました。
このメモとは異質の解説になっています。ご興味があればご欄下さい。

ばんばよしひろ
2007年11月4日(日)
<2007 イタリヤ・ボローニャ国際絵本原画展>を見てきました。

<2007 イタリヤ・ボローニャ国際絵本原画展>を見てきました。11月4日(日)までの会期です。
愛知県高浜市の「かわら美術館」です。巡回展のようです。

「かわら美術館」て変な名前?と思われるかもしれませんね。
愛知県のこの地方(衣浦湾と三河湾に面している)は昔から瓦産業が盛んな所です。
おそらく、その関連付けで建てられた美術館なのでしょう。
どこといって特徴のない美術館ですが(失礼)、こじんまりとしているので使い易いかもしれませんね。
立派なのはいいけれど、ただただ広いガラーンとした空間があるだけで、それをなんとか埋めようとしてキュウキュウとしている立派な美術館もみうけられますから、

ところで、絵本原画展です。
「イタリヤのボローニャ市で行われる世界的な絵本原画の公募展で、コンクールは世界で活躍するイラストレーターの登竜門とした知られています。今回、かわら美術館では86名の入選作家による絵本原画を展示します。」とはチラシの紹介文です。

主催者側の能書きはさておき、展示内容です。私が「良いね!」と思った作家をメモしてきました。
リーザ・ナンニ/ 神秘的な表現のアリスの絵。
ヴォルフ・ファエルブルック/  ドイツ、特別展示のアルファベットをテーマにした透明感のある作品が良い。
アレッサンドラ・パンツェーリ/ イタリヤ、木の人間が踊っている絵が良い。
ジョバンニ・バッレストラ/ イタリヤ、「船の残骸」という寂寥感(せきりょうかん)のある絵。
ドーテ・カーベク/ デンマーク、吊り下げられて手術されている犬をみて、気持ち悪くて吐いてしまうヤギの絵がおもしろい。チョット残酷なテーマですが、絵本的ではない発想がおもしろい。他。 

イタリヤの作家に良いのが多かった気がしました。パソコンで上記の作家を検索してみましたが、出てきませんでした。情報発信していないのでしょうか?

息を止めて描いたであろう線や、絵の具のもりあがり、筆あとが見えるなど、作家をより感じられるのは原画の凄いところですね。
作家の発想の背景など想像しながら見るのもとても楽しいです。
「そうだ!帰りにペン先を取り替えるタイプのペン軸とインクを買って帰ろうかな?ぺん画を描いてみようかな?」
この公募展の作家は言わば挑戦者が多いので製作エネルギーが豊かで刺激されます。

大物芸術家の展示は権威の裏付けの確認に行くようなところがあります。
「教科書にのっていた絵だ。本物がこれか!」と言った具合いに、自分が感じる前に多くの情報、
例えば、「シュルレアリスムの代表的画家」と言ったように、余計な解説が先にきてしまう煩わしさがあります。
私は絵の「好き嫌いや良し悪し」は個人的なことだと思っています。
例え、権威が「これはすごい絵だ!」などと言っていても、自分が良いと思わなければ、それまでのことと思っています。

そういった意味では、絵本原画展はいいですね。その性格上、むずかしいテーマもありません。
大物芸術家の名前はどこにもありません。はじめて見る作家の作品ばかりです。
素直に「素敵な絵だね!悪い意味で絵本的だね!」と勝手に感じれば良いのですから。
私はこの展示が好きです。観に行くのが今回で3回目になりました。

                                                 ばんばよしひろ
2007年10月7日(日)
映画「フラガール」を観ました。

昨晩 映画「フラガール」を観ました。テレビで(テレビか!)、2006年 李相日 監督 

なかなか良い映画でしたね、私は「オールウェイズ、三丁目の夕日」より良いと思いました。
とくに前半が良い。後半は想像通りの展開、「そうか良かったね」の結末。
へそ曲がりを自認する私はチョット不満です。
常磐炭鉱の実話を元にした脚本ですから、しかたがないのかな?とも思いますが、

最近は、見ている人の想像通りの展開の映画が多すぎる。
「この先、どうなってしまうのだろう!」と見ている人の想像が翻弄されるような映画が観たい。と思います。

松雪泰子(好きな女優さんではありませんが)、蒼井優(なるほど、この映画で注目されたのね)、山崎静代(静ちゃん)、が良かったです。岸辺一徳、高橋克実は言うにおよばず。
そして富司純子(蒼井優のかあちゃん役)が良かったですね。役者富司純子の凄みを感じました。

各賞を総なめ(ふつう、私はこういうキャッチフレーズで宣伝される映画を信じません。どんな映画もほめることしかしない映画評論家、関係者の言うことは信じられません。)にしたのもうなずけました。
李相日 監督が良いのでしょうね、「映画は結局、監督のものだ!」と誰かが言っていたのを読んだことがあるからですが、

日本映画の芸やスポーツをタイトルにした映画があります。「ピンポン」「ウォーターボーイズ」「しこ踏んじゃった」など、これらの映画を見ましたが、私は途中で見るのをやめました。あほらしくて(失礼)、
「フラガール」もそのたぐいかな?と思っていましたが、予感が外れました。


                                                ばんばよしひろ
2007年9月23日(日)
現代からくりおもちゃ館「ぽるぺっぽ」へ行って来ました。
 
 以前にこのウェブサイトで紹介しました 7月15日にオープンした群馬の現代からくりおもちゃ館「ぽるぺっぽ」へ 春日井>松本>上田>長野原>渋川>赤城山 のルートを車で行って来ましたよ。

「ぽるぺっぽ」がある赤城山は牧場が点在、ハムの工房の看板も目に入ったりして、「かっこいい高原の田舎」「ちょっと西洋的な田舎」といった風情です。「ぽるぺっぽ」の近くに馬事公苑があるんですよ、馬事公苑が!
「ぽるぺっぽ」の前の道路は赤城山へ登る赤城県道です。下ると道ナリに前橋駅へ行きます。
その日は曇りがちで霞がかかっていて、ぼんやりとしていましたが、前橋の街が眼下にひろがって雄大なながめです。晴れた日に来たひにゃー、あなた、スカッとするでしょうね。

ところで「ぽるぺっぽ」です。瓦屋根の和風の平屋住宅(別荘かな?)をミュージアムに改造したようです。
二棟になっていて、正面の白い四角い小さい建物が受付とショップになっています。
道路からの引きも十分にとってあり、ゆったりとしたたたずまいです。

私は運転で疲れていて、ヨタヨタと受付のある建物へ。挨拶をかわして、さっそく後ろにある展示館へ、
展示館である瓦屋根の平屋住宅は趣味が良さそうです。玄関までの植栽や敷石などにそれを感じます。建物の外壁は明るい黄土色に塗り替えてあります。黒枠のガラスの自動ドアを入り土足でフロアーへ。板張りの床、白い壁、梁が露出した天井です。「金をかけてるなー?大丈夫かいな?」(よけいなお世話ですね。来館者にとってはうれしいこと)

オートマタは角柱状のステージに乗っていたり、壁を利用した飾り棚に設置されています。
元が住居ということでもあり、各オートマタは各部屋にわかれて展示されています。
美術館によくあるガラーンとした大きな展示室ではないです。
「展示部屋ごとに新しい感じがして、これはなかなか良いじゃないの!」と思いました。
元が住居ですから和室やリビングや寝室やトイレを統一したイメージに改造したわけですから、大変だったろうな(労力とお金)と想像しました。

展示されているオートマタは基本的にお客様自身が動かすことができます(電動、手動ともに)。
ケースに入っているオートマタはミュージアムの方にお願いすると、そこから出して動かしてくれます。
<お客様が直接に動かすことが出来る。>というのは魅力的です。
ふつう、美術館や博物館の展示物はロープが張られていたり、ガラスケースのなかに入っていたりで、触ることは出来ません。しかし、この「ぽるぺっぽ」では動かすことが出来るのです。オートマタの動きが直接に手に伝わってくるのですよ。
当然、破損したり汚れたりします。それらの負担はミュージアムが負うわけです。マナー良く動かしましょう!

展示品は(1)オートマタ(現代からくり、木製が多い)(2)ペーパーからくり、が主なる展示作品。
(3)マリオネット(チェコ製)、立体ゾートロープ(映画の原理)、木のオモチャで自由に遊ぶことが出来るコーナー、などのおまけの部屋(館ではそう呼んでいる)がそれぞれあります。

展示作品の作家は、西田明夫、高橋みのる、羽川敏久、村上章、彦根泰男、塩浦信太郎、原田和明、馬場世司博、ワンダ フォーリー、イアンマッカイ、マットスミス、カルロスザパタ、ロドニーペヘヘ、キースニューステッド、ニールハーディ、ロバートレース、ポールスプーナー、ミヒャエラ ミューラーなど(見落とした作家さんがいたらすみません)。


無遠慮な質問を館長さんにしてみました(へそ曲がりおじさんである私は、当たり障りの無いことをきいても仕方がないので)。

私   「ホームページが公開されていませんね?」
館長 「今、作っているところです。なるべく早く公開しようと思っています。」
   「お金がかかったでしょう?」
館長 「かかりましたねえ!」
   「こういったミュージアムを個人?(個人かどうかはわからない)で運営していくのは楽なことではないと思いますが、なぜ、やろうと思われたのですか?」
館長 「いろいろな方からその質問を受けます。以前から、いつかオモチャに関わりたいと思っていました。オートマタに出会って決めました。このミュージアムでお金を儲けたいとは思っていません。」
   「このミュージアムのファンに楽しんでいただくために、いろいろな企画を発信、開催していくといいと思いますが?こんな案はいかがですか?」といい加減な提案をいろいろさせていただきました。
館長 「私も、そう思っています。いろいろな企画を発信、開催したいと思っています。」


他にもゴチャゴチャと質問を館長に浴びせました。私の あほらしい、いい加減な、ずうずうしい、質問にいやな顔もしないで誠実に答えていただきました。
「ぽるぺっぽ」のホームページはまだ公開されていませんので、下記
を参考にしてください。
http://travel.jp.msn.com/special/news/46647.htm

いっ時の安らぎと憂さ晴らしに「ぽるぺっぽ」を訪問されてみたらいかがでしょうか?

                                                ばんばよしひろ
2007年8月18日(土)
地名は旅情だ!その1

地名が旅情をかきたてます。
例えば、霧多布(きりたっぷ)、深浦(ふかうら)、糸魚川(いといがわ)、松江、平戸などの地名を見ると「何処にあるの?どんな景色?なにがあるの?商店街はあるの?それは元気なの?・・・」と想いが膨らみワクワク。
当然ですが、近いところより遠くにその想いは強くなります。私の好きな地名、所を紹介して、想いや印象を書きます(どうでもいい企画だなあ!)まずは北から。


<宗谷岬>
 日本最北端です。稚内から宗谷岬への道が良かったですね(国道238?)。
稚内(わっかない)という地名もきっとアイヌ語なんでしょうね?かきたてられますね!
稚内駅近くの商店街は元気がありませんでしたね。

車が少ない道をスイスイと走っていた時、カーラジオから流れてきたのが久保田早紀の「異邦人」でした。好きな歌でしたのでゴキゲンでしたね。
日本最北端(宗谷岬)に到着して沖を見ると、かすかに島影?が見えます。「このあたりには島は無いはずだから、あれは樺太だ!樺太が見える!こんなに近いの!」と感激!
間宮林蔵の像が立っています。これが良いです。すっくと立って、樺太を見据えている姿です。

ただ、宗谷岬は旅行者に人気が有りますので、道路沿いにはみやげ物屋や飲食店があり、観光バスもやって来ます。観光客が記念撮影なんかしています。
「誰もいない、風の吹く最果ての岬から彼方を望む。」というわけにはいきません。


<サロベツ原野> 
 ずっと以前から北海道の地図を見ていて、「ひし形をした北海道の上(北)の方はどうなっているの?どんな景色?」と思っていました。
ついでに行くような用事はありませんから、わざわざ行くしかありません。

朝早く留萌を出発して海岸線の国道を北上します。留萌以南とは景色が変わっています。「いいぞ!いいぞ!」(北海道は本州の景色とはすでにちがいますが、さらにちがう)
天塩町から国道を外れて海岸線を行きます。海の彼方に利尻島(利尻富士)が見えます。
このあたりはまったく車が走っていません。風が強いのでしょう、風力発電のプロペラ塔が何本も立っています。

利尻にドンドン近ずいて島がハッキリ見えてきます。利尻島の向こうに礼文島(礼文うすゆき草で有名)があるはずですが見えません。
利尻島は先の尖った富士山型の島です。山が島といった風情です。

島の海岸線に建物があるのが見えてくるあたりから、右手(陸側)はサロベツ原野(名古屋近郊に住むわたしには、はるかな地名)です。
草や低木?がゆるやかな丘を覆っています。木は見当たりません。
これが緯度の高いところの風景でしょうか?緯度という言葉は普通の生活では使いませんよね。かきたてられます!

初めて見る景色です。「スコットランドもかくや?」と思ったりしました(私はスコットランドには行ったことがありません。)
ゆるやかな海岸線に沿う道は稚内をめざします。「流れ流れて最果ての町。くそ!いいなあ!泣きそう?」

地名の印象を簡単に書くつもりでしたが、長くなってしまいました。2箇所しか書けませんでした。
ではまた。

                                                ばんばよしひろ
2007年7月26日(木)
ごまだらカミキリムシは美しい!

そういえば夏休みに入ったというのに蝉の声が聞こえません。
「蝉の鳴かない夏」か?小説のタイトルにいいな?と思いながら、いつもの里山の散歩道を歩いていました(1.5mほどの道幅の土の道です。林の中です)。

すると前方から私の胸ぐらいの高度をトンボが道の真ん中をまっすぐに飛んできます。
トンボをやり過ごそうと道の端に寄りました。目の前を鬼やんまが悠然と飛びすぎていきます。
「私など眼中にないよ。そこの者、頭が高い!控えい!」といった風情です。
黄緑色の体、黄色と黒の縞々のしっぽ、堂々とした飛びっぷり、トンボの王者にふさわしい。
石炭紀の昔トンボ(羽根を広げると1mほどの巨大なトンボ)もかくやと思わせます。

以前、このMEMOでも紹介しましたハグロトンボが川面に群れていました。いや、群れていたと言うより、猛烈な速さとシャープな動きでハグロトンボがハグロトンボを追いかけているのです。
いつものヒラヒラ、ユラユラとした優雅な飛び方しか知らなかったのでビックリ!
追いかけながら、急角度で転進を繰り返して、他のハグロトンボを徹底的に追い掛け回しているのです。
「そうか、恋の季節だね、そのための雄の縄張り争いだね、」と納得させました(いい加減だ)。自然はキビシーっ!

「好きな昆虫を上げろ?」と言われれば、「ごまだらカミキリムシ」と答えます。
カブトムシやクワガタと言わないところが「へそ曲がり」の面目躍如です(自画自賛!)
「紙切り虫」ではなく「髪切り虫」が正しい。髪の毛も切ってしまうほど顎の力が強いのでついた名前です。チョット知ったかぶり。

黒い身体に白い斑点、長く伸びた触角、明るいブルーグレイの腹面。スバラシイ配色です。自然は美しいーっ!
動きはノタノタしています。胴体を背面から指ではさんで持ち上げるとギーギーと鳴きます(鳴いているかどうかはわかりませんが、音がします。)。動きは素早くありませんが、力は強そうです。
「馬力はたいしたことはないが、トルクは強いよ!」と言ったところでしょうか。

怪物のような顔(見ようによってはかわいい顔、向こうから見れば私は怪物のよう?)です。
1955年のSF映画「宇宙水爆戦」に出てくるメタルーナミュータントはカミキリムシの顔をモデルとした。と聞いたことがあります(正確なことは知りません。)。
しかし「宇宙水爆戦」とはすごいタイトルです。

これは私の想像ですがバルタン星人はこのメタルーナミュータントを下敷きにして作ったのではないでしょうか?重たそうなはさみ型の腕が良く似ているように思えるのですが?
当時としては良くできた(気味悪さで)メタルナミュータントにヒーローもヒロインも霞んでしまいました。
これが本当に「主役が食われた!」と言うことですね?

こんな風に昆虫のことを書くと「こいつは昆虫マニヤかな?」と思われそうですが、並に昆虫が好きなだけです。誤解しないでください(誰も誤解しない)。
ハンミョウ(という名前の虫)のことも書くつもりでしたが、疲れましたので、またいつか書きます。

                                               ばんばよしひろ
2007年7月13日(金)
News! 現代からくりおもちゃ館・「ぽるぺっぽ」がオープン
 
News!

 私に現代からくりおもちゃ館・「ぽるぺっぽ」様からオープンの案内状が届きました。
グランドオープンは2007年7月15日(日)です。速報としてお伝えします。
私のオートマタも数点、展示させていただきました。お時間がございましたらご覧下さい。
近くに「昭和の森」「俵萌子美術館」などがあり、景色も良いですよ。
案内状にウエブサイトの表記がありませんので、ウエブサイトは準備中なのかもしれません。
以下は参考にしてください。
http://travel.jp.msn.com/special/news/46647.htm




porupeppo 
現代からくりおもちゃ館・「ぽるぺっぽ」


クルクル。カタカタ。ハンドルを回せばシンプルな音色を奏で、ゆかいに踊りだす。
世界で活躍する現代からくり作家たちの代表作品を展示。
見るだけでなく、動かして楽しめる日本ではじめての新感覚ミュージアム(案内状から引用)


グランドオープン 
2007年7月15日(日)


開館時間 
AM10:00〜PM5:00

*季節により変更することがあります。 *最終入館時間はPM4:30となります。

休館日
毎週火曜日 
冬季休館12月26日〜2月末日

*火曜日が祝日の場合、休まず開館しております。 *夏休み期間中は、休まず開館しております。

入館料
大人(高校生以上)   800円
子供(小学生・中学生) 400円
*ご家族でご来館の場合、子供料金は半額となります。


●現代からくり 
世界のオートマタ作家の作品の展示

●ペーパーからくり 
紙で作られたからくり(オートマタ)

●マリオネット
 
ズシリと重い木彫りのマリオネットの展示

●グッド・トイ
 
日本グッド・トイ委員会が選んだ木製玩具を展示

●立体ゾートロープ 
映像の原点と言われるゾートロープの立体バージョン

●ミュージアムショップ 
簡単に作れる「木製からくりキット」や「ペーパーからくりキット」、
ドイツや海外の木製玩具、国内の木製玩具や子供家具なども取り揃えています。




371-0101群馬県勢多郡富士見村赤城山1788-14
TEL027-288-1608  FAX027-288-1649


●関越自動車道 赤城ICより赤城山方面へ約12Km(約15分)
●赤城道路 馬事公苑信号より赤城山方面へ約2Km

2007年6月25日(月)
クックック本のこと!

 「今年の夏は猛暑だ!猛暑は経済効果をもたらします!」と言われています。
私としてはあまり暑いのは勘弁してほしいですが、「夏は暑く、冬は寒いのが結局のところ良い」と言われますから、すこしは良い夏になるのかな?

いつのころからか、やたら本を読むようになりました。3〜4冊を同時進行で読んだりしています。
読みやすい、スイスイと読める本が好きです。
言い回しがややっこしい本(訳本などによくある、妙な言い回し)や難解な内容の本、推理小説などで登場人物の関係図を横に置いて読まないとわけがわからなくなってしまうような本、はきらい。
いくら傑作だと言われているような本でも読みにくい本は読みません。

数年前にかっこわるい病で入院したとき、同室の患者さんから「よかったら読む?」と借してもらって読んだ本があります。
奥田英郎著「延長戦に入りました」幻冬舎文庫¥495です。
「高校野球がテーマかな?たいした内容ではあるまい、でもヒマだからいいか」と病室のベッドにねっころがって読みました。

「クックックック!ムハハハハハ!」でした(病室なので声をひそめてクックック)。
私のクックックック!が続くので、「そんなにおもしろいのなら読んだら貸して」と同室のひとに言われたくらいクックック本でした。
自分の高校生のころの想いをよみがえらせてくれるようなところもあり、読み進むうち「あとこれだけか」と残りのページが大切に思えたものです(こんなことはめったにありません)。

この本を読んだあと奥田英郎著の本を数冊読んでみましたが、残念ながらどれもいまいちでした。
私としては「延長戦に入りました」が奥田英郎のベスト。
実は、気がめいったときに読み返してクックックするため買ってきました。今、目の前の机の上にあります。
もし興味がおありでしたら本屋で「延長戦に入りました」を本のどこでもいいから2〜3ページ立ち読みしてみてください。

脱線しますが、入院は金がないこともあって病室は狭い4人部屋でした。
入院したことのない人は「個室が良いんじゃないの?」と思うでしょうが、大部屋もなかなか良いですよ。患者同士の遠慮がちの触れあいもあります(なんといっても治療中なのですから)。なにかと人の出入りがあるので、さみしさをまぎらわすことも出来ます。
個室でひとりでは気がめいってしまうように思うのですよ。 

ではまた。                                          ばんばよしひろ
2007年5月29日(火)
142e ピアノプレイヤー(電動のみ)のこと

142eピアノプレイヤー(電動のみ)
W/300mm D/395mm H/365mm
(アクリルカバーなしの寸法です。







ご無沙汰をしておりました。

113 ピアニストのオートマタをお買い上げいただきましたお客様から「このピアニストのもう少し大きいのを作って欲しい。」とご依頼をいただきました。

「そのまんま大きくすると、バランスが悪くなるので、細部を作りこむこと、ピアノの鍵盤を動くようにしたい。」をOKしていただき、4月の15日ごろから作り始めました。

その動きは「オルゴールが鳴り、犬のピアニストが手首を柔らかくつかってピアノを弾き、思い入れたように首を上下させ、ピアノの鍵盤が動く」というものです。

まず「鍵盤の動くピアノ」から作り始めました。
ピアノの大きさが決まらないと犬の演奏者の大きさが決まらないからです。更に、並んだ鍵盤の幅が決まらないとピアノの大きさが決まらない。
並んだ鍵盤は塗料の厚みと微かなアソビが必要ですので、製図(鍵盤を線でひいただけ)どおりの幅というわけにはいきません。

鍵盤は整然と並んでいないといけません。
並んだ鍵盤の上面や前面はツライチにならないといけません。
何度も失敗してから、冶具を作り、各鍵盤に番号を振っておくことで何とかシノギました。
ピアノの鍵盤を動かすしかけは提案したときに「これなら動くだろう?」と構想をもっていたのですが、考えているのと作るのとは大違いです。

実物のピアノを見るとわかりますが、黒鍵は白鍵と白鍵の間にあります。黒鍵は動かないことにしたのですが、白鍵と白鍵の間に来るようにしなければなりません。
これにはピアノを作って、最後に白鍵に合わして黒鍵を作り、接着することでシノギました。

また、各駆動軸の回転速度の差が大きく、写真のように4種類のプーリーと1組の歯車を組み付けました。
各駆動軸の回転速度の想定がむずかしい。

ピアノのメドがついたので、「これなら納期に間に合いそうだな」と油断したら、5月早々、体調を崩してしまいました。
オートマタ作りは気持ちを集中させてのネバリの作業です。体調を崩しているので1日のうちですこししか気持ちを集中させることが出来ません。ガックリと作業速度が落ちてしまいました。

これ以外の製作や仕事もあります。このモデルだけに時間をさけません。
あせる気持ちを抑えながら、少しずつ作って納期ギリギリで出来上がりました。

教訓!「もう若くないので、なにが起きるかわかりません。油断しないで、体調のいいうちに仕事はやっておくこと。」だっ!!

ふつう、私はオートマタ作りを「こんなに大変!」とは言わないことにしています。
「楽しい」が私のオートマタのテーマのひとつだからです。
サラリと作っていますよ的態度なのですが、今回は大変だった(お許しあれ)。

今回はこれが原型です。原型作りは作ってみないとわからないことが多いです。模索しながら作っていくといってもいいです。
原型は複数作ることが多いのですが、今回は1台のみとしました。

この
142eピアノプレイヤーはこのウェブサイトのギャラリーのページに掲載しないことにしました。
理由は
113ピアニストとテーマが重複するからです。ビデオも用意しませんでした(お許しあれ)。


ではまた。                ばんばよしひろ
2007年3月17日(土)
オートマタ No.133食欲 のこと
 「器のなかに頭をつっこみ、その頭をガタガタさせると、食べ物をガツガツ食べているようにみえる。」と思いついたときに、このオートマタ作りは始まりました。

次に人形をナニにするのか?です。
人間も考えました。いろいろ想定してみましたが、顔が長いほうが動きが効果的に見えます。
犬?馬?それよりロバが良い。「働かされたロバが腹ペコで餌をガツガツ食べる。」のがユーモラスだと思ったからです。(実は犬のオートマタを同じような想定で、この作品の前に作っています。)

餌箱はロバの頭が入るだけの大きさで、外寸を小さくするために紙を使いました。
木で作ると一回り大きく、ゴツイ感じになると判断したのです。
ロバの首との関係で餌箱に厚みがあるとロバを大きくしなくてはいけません。連鎖的に全体が大きくなっていってしまいます。
なるべく小さく作りたい私としては大きくなるのは避けたいのです(同じ内容で小さく作られたものは緻密な感じがするからです。)。

この餌箱のなかには木のストッパーがあって、頭のガクガクを調整しています。
頭の後部を糸でひっぱることでロバが頭をもち上げた時に顎があがるようにしました。
動くところは首、頭、尻尾とし、これらの動きを一枚のカムで動かしているところが私の小さな自慢です(自慢かいな?)。
タテガミと尻尾には筆の毛を使用し、リアリティーのために餌箱の周りに藁(木綿)をくっつけました。
楽しさの強調として手回しオルゴールを設置しました。

ロバの塗装ですが、白っぽいところと茶色との境目は筆の刷毛目を残すようにして、毛の感じが出るようにしました。、
実際のロバは目の周りが白っぽいものが多いのですが、この大きさでそれをやると離れてみた時、白い部分が白目のように見えてしまうと判断して、目の周りの白い部分は無視しました。

しかけは比較的単純ですが、そのかわりフレーム上のロバや小物を作りこみました。当然、フレーム上のものを作るのにはエネルギーが必要です。

                      ばんばよしひろ

No.133食欲 の写真です。
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2007年2月25日(日)
オートマタ No.8 トンボ のこと

No.8とんぼの写真です。
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 このオートマタ(No.8 トンボ)の原型を作った時の思いです。

私の住んでいる近くのお気に入りの散歩道。そこは林のなか。
夏だったと思うのですが、水溜りに30頭(とんぼも頭で数えるのだと思いますが?)ほどのトンボが群れていました。
体は細くて楊子のよう、深い海のような青のメタリック色(金属色)、羽根は半透明の黒です。
ヒラヒラと舞い上がったり、水を飲んでいたり(そのように見える)、呼吸をするように羽根を開閉したりしています。激しい動きはしません。

トンボは妖しげで、とても美しい。群れているところを見つめていると異次元にいるようです。
動きからすると蝶トンボの一種かな?と思っていました。
調べてみると、どうも、カワトンボ科の「アオハダトンボ」か「ハグロトンボ」のようです。
毎年見かけますので、このあたりで産卵しているのでしょう?すぐそばを川が流れていますから。

私はトンボの羽根が好きです。
葉脈(と言うのかな?)のはしった薄い透明な羽根。繊細で華奢な感じの羽根です。
いつか、妖精を作るときはトンボの羽根がいいな(蝶の羽根ではなく)と思っています。

このトンボに出会うことが出来て、このオートマタを作ろうと思いました。
胴体を青系やメタリック色に、羽根は葉脈を画きたかったので透明にしました(プラ板です)。
私の見たトンボはこのオートマタとは少し違いますが、オートマタを作ることで心に強く残すことが出来ました。

しかけはカムが直角に接するしかけです。
水平の円盤(上側)の支柱の中心(トンボの下部に刺さっている支柱でもある)から垂直のカム(下側)が7mmほどずれたところに接しています。
そのため、あまり激しく回りません。やさしく回ります。
駆動軸のカムは偏心カムのため、上では早く、下では遅くトンボがまわります。
(カムの解説ページへのリンクです。)

トンボの羽根、後部胴体(細いところ)、支柱が同じところにきますので、細かい作業で注意が必要です。

トンボの支柱が通る穴の深さをかせぐために、自然木の枝を使ったところは自分でも気に入っていますね(自画自賛ですね)。

                                                                               ばんばよしひろ
2007年2月16日(金)
修復インストールにたどり着けない(前回のメモの続きです。)

前回のメモの続き(私のパソコンの機嫌が悪いので、パソコンメンテナンス本を読みまくっている。)です。
どこをどういじるとパソコンの機嫌が良くなるのか、本を読んでも読んでも解りません(読めば読むほど解らないと言ったほうが正確です。パソコンという機械と自分の相性が合っていないのかなあ?)。

仕方がないので本に書いてある解決方法の一つを試すことにしました。「Windowsの修復インストール」です。
「こうなったら何でもやったるガヤ!修復インストール?上等だガヤ!やったるガヤ!」
名古屋弁であります。ヤケクソになると名古屋弁になります。訳します。「こうなったら何でもやったるぞ!修復インストール?上等じゃねえか!やってやるぞ!」
語尾のガヤは勢いを表します?

そして、失敗しました。ガックリ(早いなー!)。
「Service Packを統合できません。」ということらしいです?私のパソコン(Windows)にはService Pack2(以下sp2)が入っているらしい。これにsp2以前のWindowsで修復インストールをしようとするためには「Service Packの統合」という作業をしておかなければならないらしいのですが、どうも、これに失敗したらしい?(らしい?ばっかりです。)

肝心な修復インストールにすらたどりつけなかったわけです。
Windowsの修復インストールのことを調べていると、そのService Packのこととか、OEM版(パソコンの購入した時にすでにインストールされているWindows)にはこうしなければいけないとか、ややっこしいっス(おもわず若者言葉?)ほんと!

                                                ばんばよしひろ
                       
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